7月のETC車載器のセットアップ台数が、道路システム高度化推進機構(ORSE)より発表された。
それによると、全国の7月のセットアップ台数は20万2330台で、6月の17万5680台よりも2万6650台も多く、先月に引き続き月間記録を更新した。これにより、累計は135万5298台と、来月には150万台を突破する勢いだ。出だしがなかなか悪かったETC車載器のセットアップだが、高額ハイウェイカードの販売中止がきっかけとなって加速感が付き始めた。
都道府県別に見ると、東京が3万6401台、神奈川県が2万3240台と、他県を大幅に上回る台数をセットアップ。東京都にしても神奈川県(特に横浜市、川崎市)にしても、都市間高速、都市高速を利用しやすいエリアであるといえる。累計も他県を大幅にしのいでいる。3位は愛知県、4位は大阪府になり、同じ首都圏の埼玉県、千葉県は、5位、6位となっている。
確かに、6月くらいからETCを利用するクルマが多くなってきた。ETC搭載車が集中型料金所などをよりスムースに通過できる工夫がそろそろ必要になってきた。