『Cノート』は“塊の動き”などを含め、『ムラーノ』に近い立体表現をしたという。リアコンビランプは『Z』のランプを意識しているのだそうだ。共に北米を市場としている車両だが、どのあたりが日産の「インテグレートテーマ」であるジャパニーズDNAなのだろうか。
Cノートは今回の日産のコンセプトカーに共通するという「ジャパニーズDNA」がどこにあるのか、デザインマネージャーの石水卓氏に質問したが、それについてはあまり明解な答えは得られなかった。
他のコンセプトカーのような、強い和風感は出していないようだ。石水氏にひとことで言ってどんなクルマですか、と尋ねると、「強いて言えば…手頃なサイズの中の使いやすい大きさ…ですかね」…だそうだ。少し謎めいたコンセプトカーである。