【マツダ・ベリーサ発表】ニュージェネレーションはクラスレス

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【マツダ・ベリーサ発表】ニュージェネレーションはクラスレス
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マツダの小型車の新ブランド、『ベリーサ』(28日発表・発売)。コンセプトは「シンプル、クオリティ、コンパクト」だ。欧州市場では現在、ベーシックカーであるBセグメント市場で、上質さやスペシャリティ性を備えた小型車へのニーズが高まっている。

大柄なボディや余計な装備ではなく、デザインや各部の仕上げへのこだわりなどで上質感を演出するニュージェネレーションの小型車というのが、ベリーサが目指したものだといえる。

ライバルとしてはBMWグループの『ミニ』、VW『ポロ』など、欧州Bセグメントのプレミアムモデル、またCセグメント以上も視野に入る。実際に欧州車を購入する層というよりは、欧州車をいいと思っているが購入には至らない層がメインターゲットとなろう。

国産では同クラスのライバルのみならず、ミドルクラスやRVのユーザーも取り込む意図が見える。ベリーサの意図はまさにクラスレスモデルであり、同社が久々に放つ、本格的なニッチマーケット戦略なのである。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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