ダイムラークライスラーは、米国ロスアンゼルス国際空港が燃料電池搭載のメルセデスベンツ『AクラスF-Cell』(エフセル)を空港業務に導入し、燃料電池車、水素供給インフラの開発、実用化を推進する計画を発表した。
空港内でBP社とプラックスエア社が運営する水素補給ステーションも同時に業務を開始する。
ダイムラークライスラーは2004年中に燃料電池車100台の実用化を目指すプログラムを進めており、現在40台以上の燃料電池車を世界各国に納入している。
空港に納入するF-Cellは、ダイムラークライスラーが世界各国で実用走行に提供している60台のうちの1台。航続距離は150km、最高速度は140km/h。