クライスラーは“Childhood passsion”というカタログを配布。絵本形式のカタログから、子供の頃に描いた夢がコンセプトカーというカタチになっていくストーリー仕立てとなっている。
クライスラーグループの中で目を引くのがジープのブース。いっぽうで岩場を模した壁に滝が流れ、いっぽうに街路樹や街灯が設置され、こちらはアメリカの都市郊外を連想させるデザインとなっている。ジープはたくましさとスマートさとの両方を持ち合わせている、という主張か。
ジープからは新型『グランドチェロキー』とコンセプトモデルの『グラディエーター』、『ハリケーン』が発表された。
ハリケーンは5.7リットル「HEMI」エンジンを搭載したSUV。前後にそれぞれエンジンを配置し、それぞれ335hpから370hpを発生。前後合わせて670馬力から740馬力を発生させる。
骨格むき出しのタフな外観は全長3856mm×全幅2033mm×全高1732mm。前後をエンジンスペースに奪われた2人乗りのマシンは、子供の頃の情熱を絵で描いたような、夢のモンスターマシーン。