22日のモナコGP決勝、レース終盤で激しい6-8位争いを展開していたラルフ・シューマッハ(トヨタ)、ルーベンス・バリケロ(同)、ミハエル・シューマッハ(フェラーリ)の3人。
ミハエルは最終ラップでさらに1ポイント加算しようと、トンネルを抜けたシケインでチームメイトをパス。さらに弟にも激しく追いすがった。このドライビングをラルフが批判した。
「あんな動きをするなんて正気じゃないよ。彼は狂ってる」と兄についてキツいコメントを発したラルフ。
バリケロも、「チームを動揺させたくはないんだけど、そのことについてはミハエルともジャン・トッドとも話をしたよ」と困惑気味。
当のミハエルは、「誰が相手でも同じことをする。遊びにきているわけじゃなく、真剣勝負をしに来ているんだから」と強気に発言した。