ホンダの福井威夫社長は26日、東京で行った新型『ステップワゴン』発表の会場で、3戦ぶりに復帰するF1ヨーロッパグランプリ(29日決勝)について、「表彰台を目指すのは当然だが、(良いほうが)6位になればといった感じ」と述べた。
B・A・R・ホンダのマシーンは4月24日のサンマリノGPで走ったエンジンで今回戦わなければならない。福井社長は「5週間も棚ざらしにされ、改良はストップしたままなのだから」と、苦笑していた。エンジンは27日のフリー走行まで点火できない。
ただ、「6月にカナダ、アメリカに渡ってからだね」と1本指を出し、ゴタゴタは結果で返すとばかりに負けん気を示した。