新型で2代目となるアウディのクロスオーバーSUV、『A6オールロード・クワトロ』の発表が近づいている。その時期は2006年中期。ネッカースウルム工場では生産準備が進められている。
現行の初代は2000年に生産が始まり、当初の計画を上回る9万台が市場に送り出された。アバント(ワゴン)ボディに、クワトロ四輪駆動、グランドクリアランス可変式のエアサスペンションなど、SUV機能を組み合わせた。
新型は2005年1月のデトロイトモーターショーに展示された『オールロード・クワトロ』コンセプトに近いものになるそうだ。アウディによると、ショーでの人気により、新型の量産が決定されたという。
新型は、日本にも導入されたばかりの「A6アバント」の優雅なスポーティネスを備えながら、現行同様に常時四輪駆動クワトロ、可変式エアサスペンションを装備する。「A6アバントの最も積極的で表現力のある走りがオールロード・クワトロ」とは、メーカーの弁。