中国GPで見事ポール・トゥ・ウィンを達成し、ルノーにコンストラクターズチャンピオンシップをもたらしたフェルナンド・アロンソ。ゴールした瞬間、嬉しさのあまりクィーンの『伝説のチャンピオン』(WE ARE THE CHAMPIONS)を熱唱した彼が、喜びを語った。
「チームにとって最高のシーズンになったよ。マクラーレンとの差がたった2ポイントという状態で最終戦に臨んだ。だからマシンの全てをプッシュしたよ。コンストラクターズタイトルを獲得するためのエンジン、シャシーでね。来年タイトルをキープすることが素晴らしいモチベーションになるだろうね」
「レース中にはオーバーステアに苦しんだ。でもそれ以外はパーフェクトだったよ。昨日の予選では僕らのポテンシャルを証明するためにエンジンに全ての力を注いだ。今日のレースは今年一番楽なレースだったかもね。少々のリスクを負いさえすればマクラーレンに勝てることを今日は証明できた」
「もっと多くのレースに勝てるだけのペースを持ちながら、7勝しか挙げられなかったことには少々フラストレーションを感じているんだ」と満面の笑みで語ったアロンソ。
ポイント数ではキミ・ライコネンに大きく勝りながらも、勝利数では一歩及んでいなかったが、最終戦の勝利で今季通算7勝目と勝利数でもライコネンに並ぶことができた。