日本自動車研究所(JARI)は18日、『ITS産業動向調査報告書2005年版』を公表した。独自調査などに基づき、ITS市場の現状や5年後の市場予測などを紹介している。
このなかで、カーナビについては大容量HDD化で渋滞予測やAV融合などの高機能化が進み「出荷台数に比べて出荷金額の伸びが大きくなっている」と分析。
ETCは04年度350万台と驚異的なペースで販売が増えたものの、今年度は、400万台達成の“メインシナリオ”と、各種の割引施策の効果が一巡し、一気に販売が200万台に落ち込む“悲観シナリオ”の2通りを紹介。「メインシナリオの可能性が現段階では70-80%」としている。