『レスポンス』では東京モーターショーの速報を配信するため、今回もプレスセンターに編集部を移動して記事を作成している。10月19−20日はここで撮影画像の処理やニュース記事作成を行なう。
東京モーターショーではプレスセンターにブロードバンド回線が引き込まれるが、それとは別にレスポンスでは編集システムのLANを構築した。カメラマンが撮影したデジタル画像はすぐにここで処理され写真蔵に、スタッフの書いた記事も同様にすぐに編集作業が行われ、記事としてアップロードされる。
今回の膨大なデータは各パソコンのオペレータがLANを通してNASに蓄積、編集デスクが編集・構成作業を行い、アップロードのオペレーターがデータベースに登録し、それに通じたWebサーバーから最新のニュースが配信される。
使用した機材は、NASにはアイ・オー・データ機器の「LANDISK」シリーズで500GBのデータが格納できる「HDL-GW500U」を使った。移動した編集室でも楽々と大容量データが扱え、順調に業務をこなしている。また、移動先でのLAN構築には無線LANルータを併用すると便利で、LANケーブルで接続したパソコンからも無線LANで接続したパソコンからもアクセスが可能だ。