ジー・エス・ユアサ、安価な水素製造法を開発

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ジー・エス・ユアサコーポレーションは7日、低温でメタノールから水素を製造できる低コストな水素製造方法を開発したと発表した。名古屋国際会議場で16日から開催される「第46回電池討論会」で発表する。

メタノールから水素を製造する従来の方法は、メタノールの有機物部分を酸化させて水素を分離するため、150度以上の高温の環境が必要だった。起動に時間がかかるほか、小型化が困難などの問題があった。

新製造法は、メタノール型燃料電池(DMFC)と同じ構造のセルの燃料電池側にメタノール水溶液を供給、空気極側に空気を供給する方式とすることで、空気の供給量を従来のDMFCの10分の1程度に削減。これにより、反応温度を30-90度の低温にすることができた。自動車や家庭用燃料電池のための水素製造技術に活用できると見こんでいる。

《編集部》

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