5日、「SUBARU Motor Sport Press Conference 2005-2006」が開催され、ペター・ソルベルグがWRC2005年シーズンの苦戦を語った。「僕の全力をもってしても、フラットアウトできない。SSのトップが獲れない状態だった」。
「スバルの首脳陣にも、『僕は2位になるために走っているのではない。スバルのために勝ちたい』と訴えたし、チームをプッシュしてテストもたくさんこなした。そして、森サンともたくさん話をしたよ。今年は電話料金が3万から4万ユーロくらいになったはずだ(笑)」
「そしていま、我々は復調している。ジャパンでは22kgの岩に、オーストラリアでは飛び出してきたカンガルーに、勝利こそ阻まれてしまったが、本来の力は取り戻せた。06年シーズンこそ、がんばる。06年のマシンはすでにテストしているが、05年型よりも確実に速い。ルックスもアグレッシブになったしね」
「スバルのメンバーのみんなを誇りに思う」と話すペターは、3年ぶりのドライバーズチャンピオン獲得へ向けて、06プロトタイプマシンに熱い視線を投げかけていた。