2005年のブランド別の新車登録台数(軽除く)は、日産自動車やマツダ、スズキなどが前年を上回り順調だったものの、シェアに大きな変動は無かった。
前年比マイナスとなったのは、トヨタ、ホンダ、スバル、三菱ふそう、ダイハツ。このうち、トヨタは前年比3.2%減の170万3185台と不振だったものの、シェアは1ポイントマイナスの43.4%だった。ホンダはヒット車不足で同2.9%減の46万7272台だった。
日産180の影響で、9月まで販売が好調だった日産は同2.2%増の75万9776台と順調だった。伸び率が高かったのはスズキで、『スイフト』や『エスクード』が好調で同12.6%増の7万7353台だった。年後半から販売が回復している三菱自動車は同0.7%増の8万2910台だった。
このほか、いすゞ、日野、三菱ふそう、日産ディーゼルのトラック4社はディーゼル排出ガス規制特需の影響で好調だった。