国土交通省は22日、茨城県つくば市内の国土技術政策総合研究所(国総研)で、「スマートウェイ公開実験 DEMO2006」を実施した。旧建設省が進めてきた路側システムの高機能化を紹介するデモンストレーション。
つくばで大規模なデモンストレーションが行われるのは、旧運輸省と共同で2000年11月に実施された「スマートクルーズ21 Demo2000」以来。この際にも路側システムの実験は国総研テストコースが使われている。
今回のデモンストレーションは「次世代道路サービス提供システムとはどういうものか」を官民共同で研究するスマートウェイ推進会議の中間取りまとめを受けて実施されている。
デモの成果は2006年3月の最終取りまとめに取り入れられ、来年度(2006年度)から実施される行動実験に反映される予定だ。