マツダは6月15日、品質工学会より第1回「田口賞」を受賞した。
これは、工場の生産ラインの品質管理に品質工学を活用した新しい管理手法を導入するなどの種々の実践と成果、それを実現した組織的な取り組みが評価され、同社技術本部が受賞組織に選ばれたものだ。
「田口賞」は品質工学の組織的活用により各企業・組織体における研究・開発・生産の体質強化や事業成果に着実な実績を上げ、品質工学の価値を明示し、さらにその質を高めた企業・組織体に授与されるもの。
賞自体は1997年、田口玄一博士の米国の自動車の殿堂入りを記念して田口博士からの基金により設立されたが、これまで受賞は無かった。