新型軽自動車のダイハツ『ソニカ』(19日発表)には、全く新しい新開発の3気筒ターボエンジンが全車に搭載されている。このエンジンのベースとなるNAエンジンは、昨年末に発売されたエッセから採用されているが、ターボを組み合わせたものは、ソニカが初採用となる。
スペック的には64ps/10.5kgmと従来型と大きな違いはないが、最大トルクの発生回転は3000rpmまで下げられており、より扱いやすいフィーリングにセッティングされている。
ダイハツ工業商品企画部の猪鼻崇さんは「『エッセ』から採用されたロングストロークタイプの新しいエンジンは、ユーザーやジャーナリストの方々からも高い評価をいただいております。そしてソニカには、そのターボモデルを初めて搭載いたしました」
「さらにトランスミッションは新たに開発したCVTと組み合わせておりますので、エンジンの特性を最大限に活かすことができております。燃費に関しても従来のATターボ車と比較して約15%も高めることができ、加速性能に関しても従来型のパワートレーンを大きく上回る性能を実現しております」という。
新型ターボエンジンと新型CVT、そして低い全高の恩恵で、ソニカの走りは、まさに“爽快ツアラー”の名に恥じない走りを実現しているようだ。