新日本石油は、大地震の発生を想定し、「Dr.Drive(ドクタードライブ)」店を対象に、震災による停電時にも給油の継続が可能となるよう緊急用設備の配備を進めており、9月13日までに東京、神奈川、千葉、埼玉で12カ所のDr.Drive店に緊急用発電機と緊急用可搬式ポンプを配備した。
Dr.Drive店は燃料油のみならず、自動車関連商品全般について、独自のノウハウを用いて幅広く販売できるカーケア店舗で、06年3月末時点で約2500店ある。
まず06年度中に首都圏1都3県の約170店を対象に緊急用設備の配備を進め、07年度以降、順次全国に展開していく計画だ。
新日石では、国民生活・経済に必要不可欠な石油製品の供給責務を担う事業者として、企業の社会的責任を果たしていきたいとしている。