パイオニアは、「高性能をカンタンに」をコンセプトにした楽ナビシリーズの新製品、「HDD楽ナビ」5機種と「DVD楽ナビ」4機種を発売すると発表した。10月下旬から順次発売する。
今回のモデルは楽ナビならではの「カンタン」と「高性能」を継承しつつ、新しいボディカラーの採用や機能の向上を図るとともに、ハイクオリティ化を目指した。
特にHDD楽ナビには、地上デジタルTVチューナーをセットにした同日発表の『AVIC-HRZ99G』『AVIC-HRZ88G』の2機種をラインアップに加え、受信エリアの拡大にともなう地上デジタル放送の視聴ニーズの高まりに対応した。
新製品では、新機能「アローガイド」を採用した。これは交差点が近づくにつれ、文字情報(交差点名・距離等)とともに、右左折を示す矢印が大きく表示される。矢印の色が緑から黄色へと段階的に変化することで、ドライバーに右左折のタイミングをリアルタイムで伝える。
外観はシルエットに加えて、車内のインテリアとの調和を考慮したブラック基調のボディカラーを新たに設定した。
ユーザーの好みやドライブシーンに合わせて地図表示を「文字拡大」「道路重視」「住所重視」「施設重視」の4つのモードで表示することができる「ターゲットマップ」が、全国1178都市の詳細市街地図に対応した。
また、独自のテクノロジーにより優れた受信性能を誇る地上デジタルTVチューナーとの接続が可能で、中でも『AVIC-HRZ99』、『AVIC-HRZ88』は『GEX-P9DTV』との接続により、楽ナビならではのインターフェースによる直感的な操作を実現している。
このほか、ETC専用レーンが一目でわかる新機能「ETCレーン表示」や高度なアルゴリズムや渋滞対応力により、より早く目的地へと誘導する高品位なルート探索を実現した。
価格はHDD楽ナビが21万−23万1000円、DVD楽ナビが14万7000−17万8500円。