三菱電機は、車両用後方確認カメラシステム「カービジョン」シリーズの新製品として、ルームミラー型設置方式の7型LCDカラーモニタ『CM-7200』と、専用の天吊金具『K-7210』を11月1日から発売する。
7型LCDカラーモニタCM-7200の特長は、ルームミラー方式により運転者の前方視界を確保ルームミラーの代わりにモニタを天井から吊り下げる設置方式を採用した。
車両の振動を考慮して質量を小型・軽量化、ルームミラーの位置に設置するため前方視界が良好で、モニタを確認したいときに無理のない視線で違和感なく使用できるという。
業界トップクラスの画面サイズとなる7型ワイドTFTカラー液晶と、従来比 1.5倍の高輝度500cd/m2により視認性を向上。画面表示の縦横比を、ノーマル/ワイド/フルの3つの表示モードから、好みに応じて選択できる。
先行発売した1/3型CCDカラーカメラ『C-4010』『C-4060』と組み合わせ、夕刻時や地下駐車場などの低照度環境でも鮮明な映像を表示する。
自動車用ミラーの安全基準に準拠し、万が一の衝突事故などで運転者が頭部などをモニタにぶつけても、その衝撃をやわらげ、運転者へのダメージを軽減する安全基準(JIS D 5705衝撃緩和性要件)に準拠している。
価格は、7型LCDカラーモニタCM-7200:6万5100円、天吊金具:8190円(三菱ふそう『キャンター』用。その他車種には別売のアタッチメントと組み合わせて対応可能)