マツダレンタカーは、11月22日、東京秋葉原UDXビルで、都内初のカーシェアリングステーションを展開する。同社は04年、広島市を皮切りにカーシェアリング事業を開始したが、今年8月から大都市圏にステーションを設置、全国展開を目指している。
都内初のカーシェアリング・ステーション「秋葉原UDXステーション」は、UDXビル地下3階の駐車場に設置される。同社ではカーシェアリング事業を「カーシェア24」と名付け、レンタカービジネスに続く新しいビジネスモデルとして力を注いでいる。
ネットから会員となり月額1050円の基本料金と利用料315円(15分)で、レンタカーより短い15分単位で乗用車(マツダ『デミオ』など)を借りることができる。インターネットや電話で予約後、ステーションに出向き、無人のキーボックスで鍵を受け取り運転。同じ場所に返却する。利用料金にはガソリン代も含まれているから、使い方によっては自己所有するより維持費がかなり抑えられる。
同月27日には札幌市中央区に「札幌北1西1ステーション」もオープンする。同社はすでに大阪市中央区に「平野町4丁目ステーション」、神戸市中央区に「三宮ステーション」の営業も開始している。会員は全国で利用できるため、ステーションが充実すれば出張先でのレール&ライドも容易になる。