アキュラは7日、デトロイトモーターショーで『NSX』後継のデザインコンセプト『アキュラ・アドバンスド・スポーツカー』を発表した。
デザインを開発したアキュラディビジョンの大蔵智之デザインディレクターは、「アキュラのデザインを総称して『キーン・エッジ・ダイナミック』という表現をしています」という。
「これは『テクノロジーから来るパフォーマンスと人が感じるエモーショナル、パッションの融合』を意味しています。このコンセプトモデルでは、テクノロジーの部分は面の切削で作り上げたクールなイメージで、エモーショナルな部分はシャープだけど流れるような線で表現しました。これはコンセプトモデルだけでなく、今後のアキュラのデザインに影響を与えるものです」
「このショーカーに関してはV10エンジンを搭載することを前提にデザインをスタートさせ、フロントにパワフルな大きなエンジンを搭載していることを強調しました」と語る。
このショーカーはそのまま市販モデルへと直結するわけではないようだが、秋の東京モーターショーでは、このコンセプトを引き継いだ、より現実味の高いコンセプトモデルの登場に期待がもてそうだ。