タイの道は、やたらとピックアップトラックが多い。税金面で優遇されているなどの理由もあり、年間販売台数の約6割はピックアックトラックが占めていて、世界的にみても北米に続く世界第2位のマーケットなのだ。
そんなタイだから、モーターショーでもピックアップトラックがたくさん出展されている。タイでもっともメジャーなモデルは、いすゞの『D-MAX』。最近モデルチェンジしたばかりで、新型の売れ行きも好調だ。
三菱はスポーティなデザインが特徴の『トライトン』。日産は、フロンティアに加えて、フロンティアよりもひとまわりおおきな『NAVARA』もラインナップ。北米の『タイタン』に似たデザインだが、ボディはタイタンほど大きくなく、エンジンは2.5リットルディーゼルを積んでいる。
また、トヨタは『ハイラックス』を販売しトップシェアのいすゞを追い上げ中。マツダは『BT-50』を販売している。
ピックアップトラックは、1列シートの「シングルキャブ」、2列シート4枚ドアの「ダブルキャブ」、2枚ドアだけどキャビンの広い「キングキャブ」をラインナップするのが定番だ。