日産自動車のカルロス・ゴーン社長は26日、2007年9月中間決算会見の席上、2500ドルの低コストカーついて説明し、29日にインドを訪問することを明らかにした。
「2500ドルのクルマを私どもの開発センター、生産設備でできるとは思わない。先進国では無理。したがって、インドの企業とパートナーを組むことにした」とゴーン社長。その選んだ相手がバジャジ社で、29日にその企業を訪れるわけだ。
ゴーン社長によれば、2500ドルのウルトラローコストカーは日産とルノーの技術を共有化して、バジャジ社に必要なものを選択してもらってつくる計画だ。「他社ができることはうちにもできる」とゴーン社長は強調する。
しかし、課題は2500ドルのクルマがちゃんとユーザーニーズに受け入れられるかどうかだ。2010年にはその答えが出る。