2008年1月に決定されるアメリカン・カーオブザイヤー(NACOTY)の候補モデルが発表された。先週発表されたICOTY(インターナショナル・カーオブザイヤー)に引き続き、こちらもアメリカンメーカーが独占の勢い。
乗用車部門でトップ3に挙げられたのは、GMのキャデラック『CTS』、シボレー『マリブ』、ホンダ『アコード』セダン。CTSは今年の『モータートレンド』誌のカーオブザイヤーに挙げられており、最有力候補と言われている。
またトラック部門でも、トップ3に名を連ねているのはGMのシボレー『タホ』、ビュイック『エンクレーブ』、マツダ『CX-9』。タホは今年のグリーン・カーオブザイヤーに選ばれた業界初のハイブリッドフルサイズSUVで、「燃費が悪いとされる大型SUVでも燃費がカットできることを示した」と評価が高い。
このように、乗用車、トラック共に「GM対日本メーカー」という図式となったが、もしGMが双方を勝ち取れば、2006年以来2度目の「ダブルヘッダー」メーカーとなる。このときは乗用車でサターン『オーラ』、トラックでシボレー『シルバラード』が受賞している。
受賞の発表は1月13日、デトロイトオートショー(デトロイトモーターショー)のオープニングに合わせて行われる。