フォード自動車がマイクロソフトと提携して進めているカーマルチメディアシステム「Sync」に、GMのオンスターとほぼ同様のテレマティクスサービスが追加されることになった。
新機能にはコンシエルジュ・アシスタンスやターン・バイ・ターン・ナビゲーションなどのサービスが含まれる。
また将来的にはSyncを利用中のユーザーの車内コンピュータから自動的に車の状態に関するデータをダウンロードし、ディーラーにそれを送ることで修理の必要な箇所などをチェック、ユーザーに通知する、というサービスも視野に入れている、という。
現在Syncを利用しているユーザーは、ディーラーなどを訪れることなく自分で携帯電話を使ってシステムのアップグレードができる。
アップグレードによるサービス料金の値上げについてなどは発表されていない。システムのプロバイダーであるエアバイクイティ社によると、車1台あたりの技術提供料金は、3 - 5ドルというが、これがそのままユーザーに反映されるかどうかは未定。