日産自動車は、首都高速道路が昨年8月から展開しているコミュニケーションの力で首都高速道路の交通事故削減を目指すプロジェクト「東京スマートドライバー」に協力すると発表した。
日産は、良い運転を見つけて褒める新しい文化の創造を目指した新発想の交通安全キャンペーン「ホメドライブ」を4月21日から開始する。
首都高では、年間1万2000件の事故が発生しており、その事故が原因で発生する渋滞距離は年間で2万5000kg以上に及ぶが、これらの事故が1件減ることで、2kmの渋滞解消と3tのCO2排出量が削減される。
東京スマートドライバーは、コミュニケーションの力でドライバーの意識を変えることで、首都高での事故数の削減、CO2排出量削減を目指す社会貢献型プロジェクトだ。
ホメドライブは、従来の交通安全キャンペーンとは異なり、良い運転を褒める機運をつくることでドライバーの安全運転意識を啓発、一人ひとりに思いやりや配慮する心を持ってもらうことで事故削減を目指すという、新発想の交通安全キャンペーン。
日産は、東京スマートドライバーの考え方に賛同し、ホメドライブに東京スマートドライバーのオリジナルデザインを施した「NISSAN GT-R」を提供する。
この車両は、「ホメパト」として良い運転を褒める機運づくりの象徴の役割を担うもので、キャンペーン期間である4月21日 - 8月31日に首都高を巡回する。