【新聞ウォッチ】 相次ぐ値上げ、標準世帯月4795円の負担増

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気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2008年4月10日付

●ガソリン21.7円安 3月末から1週間で(読売・2面)

●一般財源化「政府・与党合意」に 民主要求に応じる(読売・2面)

●トヨタ、富士重提携強化、きょうにも発表(読売・8面)

●小型カーナビ熱戦、情報たっぷり軽にぴったり(朝日・10面)

●輸入車市場縮む、昨年度5.6%減(朝日・10面)

●トヨタ63万台リコール(朝日・33面)

●値上げジワジワズシリ4人世帯の月負担4795円増 日本総研試算(毎日・1面)

●国産ジェット「MRJ」生産、富士重も参加検討(毎日・8面)

●原料炭価格、3倍で合意、鉄鋼大手 鋼材額引き上げへ 自動車、家電に転嫁か(毎日・8面)

●タイでハイブリッド、トヨタが「カムリ」生産へ(東京・8面)

●時速160キロの風、日暮里−成田36分で(東京・27面)

●トヨタが超える、見えざる力(中)、資源確保に強い危機感(日経・13面)

ひとくちコメント

食パンにカップ麺、それにビールと、相次ぐ食品などの値上げで、夫婦と子供2人の4人の標準世帯では月額4795円の負担増になるという。民間シンクタンクの日本総合研究所の試算結果を、きょうの毎日などが取り上げている。

高齢夫婦世帯では3201円、若年単身世帯は1013円の負担増になるそうだ。賃金があまり上がらない現状では影響は小さくなく、「ジワジワ家計を圧迫する恐れがある」と分析。もっとも、この日本総研の調査では今後、暫定税率が復活してガソリンが再値上がりすると仮定しての算出。ただ、「マイカーを持たない世帯を考慮して平均値を求めたため影響は小さかった」(毎日)としている。

こうした中、注目のガソリン価格は、7日時点で暫定税率期限が切れる前の3月31日に比べ、1リットル当たり21.7円安い131.2円と大幅に値下がりした。1か月100リットル給油するマイカー族なら2000円以上の軽減になり拡大する食品などの値上げ負担分を吸収できることになる。

《福田俊之》

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