日産自動車と北京市交通情報センター(BTIC)は、北京市の交通渋滞・環境改善を目的とした「STAR WINGSプロジェクト」の第1段階として、渋滞回避ルート情報を提供する車載ナビゲーションの実用化を開始したと発表した。
このナビゲーションは、6月に発売した新型『ティアナ』の3.5リットルエンジン搭載の最上級グレードに標準装備、2.5リットルの上級グレードにオプション設定する。
このシステムは、北京市内で、BTICの持つ世界最高密度のプローブカー交通情報システムが生成するリアルタイム交通情報にもとづくもので、同機能を持つ車載ナビゲーションの実用化は中国では初となる。