米国スバルは11月4日に開幕するSEMAショーに『フォレスター』2台を出品する。山岳救助隊用車両の『マウンテンレスキューコンセプト』、『インプレッサWRX・STI』のノウハウを注入した『XTIコンセプト』の2台だ。
マウンテンレスキューコンセプトは冬季の山岳救助車両を提案。スバルは1974年からNSP(ナショナル・スキー・パトロール)に4WD車を提供し、その活動を支援してきた。今回は最新のフォレスター「2.5XTターボ」をベースにレスキュー車が開発された。
最低地上高は雪道走行に配慮して14インチ(約35.6cm)と大幅アップ。グリルガード、ルーフライト、サイドステップ、ルーフボックスなど機能アイテムを追加している。タイヤはヨコハマ『ジオランダーMTS』だ。
フォレスターは米国の自動車専門誌『モータートレンド』の「2009SUVオブザイヤー」を受賞。その勢いもあってSEMAでもひと旋風、巻き起こしてくれそうだ。