トヨタ自動車は、日本産業デザイン振興会が主催する2008年度グッドデザイン賞において、新型車『iQ』が、最も優れている対象に与えられるグッドデザイン大賞〔内閣総理大臣賞〕を受賞したと発表した。
iQは、従来のサイズの概念を打破することを目指し、超小型(全長2985mm×全幅1680mm×全高1500mm)のボディに4人乗車可能なパッケージを実現。優れた環境・走行性能を両立するとともに高い安全性能も兼ね備え、サイズを感じさせない独自のデザインにより存在感と上質感を創出した“マイクロプレミアム”カーである。
なお、トヨタのグッドデザイン大賞の受賞は、2003年度の『プリウス』以来、2回目となる。
「新しい超小型4人乗りプレミアムカーという、従来の概念を超えた完成度の高いダウンサイジングの可能性を生み出した。乗り心地、安全性など、今後世界の小型車に新風を吹き込むことは間違いない」との評価が今回の受賞につながった。