三菱自動車は、電気自動車『i MiEV』1台を郵便事業の銀座支店に、12月3日から約2か月間試行的に配備すると発表した。
郵便事業は、電気自動車の本格導入に先駆け、i MiEVを都内移動用の営業業務車両として使用し、導入に向けて走行能力などを評価する。三菱自は、i MiEVのマーケティングの一環として、実用性を確認する。
郵便事業は、今年7月の洞爺湖サミットで、国際メディアセンター発着郵便などの集配・運送の郵便業務に、電気自動車3台を使用、このうち2台が i MiEVだった。
三菱自は現在、複数の電力会社や地方自治体と実証走行試験を実施しており、2009年夏の国内市場投入に向け、開発を進めている。