日本自動車工業会が発表した10月の自動車輸出実績によると、四輪車輸出台数は前年同月比4.2%減の57万5391台となり、2か月ぶりにマイナスとなった。
車種別では、乗用車が同4.4%減の50万4273台と低迷し2か月ぶりにマイナスとなった。トラックは同2.0%減の5万7884台で、バスが同4.8%減の1万3234台だった。
輸出の地域別では、北米向けが同15.0%減と3か月連続でマイナスとなったのをはじめ、EU向け、中南米向け、大洋州向けが不振だった。中近東向けは同8.5%増と好調を保っている。
輸出金額は車両分が106億6010万ドル、部品分が29億2330万ドルで前年同月と比べて3.4%減少した。