トヨタ自動車は、三重トヨタ自動車、トヨタカローラ岐阜と共同で、10日にトヨタ会館(愛知県豊田市)で、「第36回聾学校トヨタ見学会」を開催する。
見学会は、社会貢献活動の一環として1973年から毎年開催しており、今回で36回目。自動車産業について理解を深めてもらうことを目的に、これまでに3000人以上の児童を招待しており、今年は三重県立聾学校と岐阜県立岐阜聾学校の2校の児童24人を招待し、トヨタ会館及び工場の見学会を実施する。
また、生徒らに事前に描いてもらった「夢のクルマ」の下絵を基に同社デザイナーが作成したデザイン画へ、実際にデザイナーが使用する道具で色付けする「デザイン体験」も予定している。
見学会には、聾学校を卒業した同社社員8人が終日同行し、先輩・後輩の交流を深めることで、働くことの楽しさなどを伝えてもらう。