コスト削減のためにFIAが2010年からの導入を目指しているスタンダードエンジン制。コンストラクターズから大反発を受けているが、反発しているのはメーカーだけではない。
ダブル・ワールドチャンピオンのフェルナンド・アロンソも導入が実現されれば、F1を去るかもと発言している。
「もしそれが承認されれば、僕は引退を考えるだろうね。2005年は1000馬力もあるV10エンジンがあった。それこそドライバーにとってエキサイティングなものだった。限界ギリギリで勝負することこそモーターレーシングの神髄。グリップや電子制御などすべてなくしてしまうことは、過去へ戻るようなものだ」とアロンソは語っている。