トヨタ自動車は15日、北米で初めて『プリウス』を生産するために建設中だったミシシッピ工場の稼動開始予定を延期すると発表した。需要の見通しが不透明なため。
トヨタは7月に生産体制の変更を発表、ミシシッピ工場では当初ミッドサイズSUVの『ハイランダー』を生産する予定だったが、プリウスを生産することに切り替えていた。
新工場の建設は約90%ほど進捗しており、生産設備の設置などを残すのみとなっていた。需要の見通しが不透明なため、生産開始の新たな予定は未定。生産車種をプリウス以外に再び変更する予定もない。
またプリウスのグローバル需要に対しては、従来の工場で賄えるとしている。