【スバルWRC撤退】4人がシートを喪失

モータースポーツ/エンタメ モータースポーツ
【スバルWRC撤退】4人がシートを喪失
【スバルWRC撤退】4人がシートを喪失 全 3 枚 拡大写真

富士重工業(スバル)は16日、WRCワークス活動終了を発表した。スズキのWRC撤退に続いてのスバルの発表である。WRC全体への影響の大きさは、ホンダF1撤退の比ではないだろう。

連日の日本勢ワークス撤退事件により、03年チャンピオンのペター・ソルベルグと気鋭クリス・アトキンソン(以上スバル)、フル参戦初年度のスズキで奮戦したトニ・ガルデマイスター&パーガンナー・アンダーソンと、4人のトップドライバーがいきなり来季のシートを喪失したことになる。

スバルのWRCワークス活動の母体は、英国のプロドライブ社。その総帥はデイビッド・リチャーズという人物で、スバルのWRC活動に携わる傍ら、ベネトンやBARホンダでF1チームのマネージメントにも参画した経験を持つ。つい1 - 2年前にも、“12番目のチーム”でF1新規参戦を狙った経緯がある(未遂に終わる)。

そのリチャーズが、現在、ホンダF1チームの資産を購入する候補のひとりとして噂されているのは、皮肉と言うべきか、何なのか……?

12月に入ってホンダ、スズキ、スバルと続いた、世界選手権レベルでの“撤退ショック”。今後も国内カテゴリーを含め、さらなる波及的影響が予想される。日本のモータースポーツ界が、1970年代のオイルショック時と同等かそれ以上の厳しい環境を迎えてしまったことは、間違いないようだ。

《遠藤俊幸》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. かつての『ハイラックスサーフ』、15年ぶりのモデルチェンジへ…トヨタが予告
  2. 今スズキの250ccスポーツが面白い!快適ツアラーな『GSX250R』に俊足エクスプレスの『ジクサーSF250 / 250』もPR
  3. 東京E-Prix 市街地コースは臨海都心に準備…フォーミュラE[写真32枚]
  4. 【スバル レヴォーグレイバック 新型試乗】「アウトバック」以来、30年にわたる挑戦の成果…諸星陽一
  5. 日産『エルグランド』一部仕様変更、安全装備を強化
  6. ドライブ中の突然の曇り問題にサヨナラ! DIYでウインドウ曇り防止 ~Weeklyメンテナンス~
  7. ホンダ『フリード』次期型予想に注目! ボディ拡大? デザインは?…土曜ニュースランキング
  8. BYDが高級ブランド デンツァ『D9』の先行受注を開始! 同じ右ハンドル市場の日本投入は?…バンコクモーターショー2024
  9. シトロエンが新型SUVクーペ『バサルト・ビジョン』を発表 南米で2024年内に発売へ
  10. マットブラックのカスタムハイエース、限定20台で発売決定
ランキングをもっと見る