TCMは、ベトナムの大手ターミナル会社サイゴン・ニューポート社から、外部から電源を供給する給電式新型トランスファークレーン(タイヤ式)「CT5F」を2基受注した。
トランスファークレーンは主に港湾ターミナルでコンテナ荷役に使用される大型機械で、従来エンジンを動力源とするタイプが主流だった。
今回受注したCT5Fは、地上の給電設備から電力の供給を受けて稼動し、レーンチェンジも可能。これにより、ランニングコストを約80%削減することが可能になるとしている。
同社としては初めて給電式トランスファークレーン(タイヤ式)を受注したが、現在、世界中のコンテナターミナルで環境対応への取り組みが進んでいることから、拡販を進めていく。