三菱自動車は、モナコ公国に電気自動車『i MiEV』を持ち込み、4日間にわたって政府関係者、電力会社、環境支援団体などに向けての試乗会を実施した。
今回の試乗会は、欧州での実証走行試験とプロモーション活動の一環としておこなわれ、プリンスアルバート2世・オブ・モナコ財団で、環境活動に深く関わっているモナコ公国のアルベール2世公殿下も参加した。
街中で約1時間試乗したアルベール2世公殿下は「本日試乗したクルマは、都市内の交通手段として十分な性能を持っており、街中でとても力強く走ることができました。近い将来、モナコでこのクルマが走っているところを見たい」とコメントした。
電気自動車の i MiEVは、日本を始め、欧州、ニュージーランド、北米で、実用化のための実証試験や調査活動をしており、2009年夏から日本市場に投入する予定。また、欧州市場では、実証走行試験やプロモーション活動を進めており、2010年以降の投入を検討している。