トヨタは11日、新型『プリウス』を発表した。追加写真からは、青いボディカラーの「ベースグレード」や多彩な機能を持つ「インフォメーションディスプレイ」の存在が見て取れる。
トヨタがこれまでPR用に前面に押し出してきたモデルは、新型のスポーティグレード。17インチのアルミホイール(タイヤサイズは215/45R17)や、3連式のプロジェクターヘッドランプなどの装備が特徴だった。
一方、青いボディカラーのモデルは「ベースグレード」と思われ、ホイールが15インチとなるほか、ヘッドランプ内のレンズ、フォグランプの有無などがスポーティグレードとは異なっている。タイヤサイズの違いを考慮すると、燃費性能はおそらくこのベースグレードが、新型で最も優れているはずだ。
また、「インフォメーションディスプレイ」は大きく進化。エネルギーモニター、ハイブリッドシステムインジケーター、燃費履歴、レーダークルーズコントロールなどの情報が、センターメーター内にわかりやすく表示される。
ステアリングスイッチに連動した「タッチトレーサー」も見やすい機能。ステアリングスイッチと同じ形状のものがセンターメーターに表示されるため、運転中でも視線を逸らさずに、空調やオーディオなどのスイッチが操作できる。エンジンスタートボタンを押すと浮かび上がる「welcome to PRIUS」のロゴも、新しくなっているのがわかる。