ヤマハ発動機は、2008年12月期の通期連結業績見通しの下方修正を発表した。
売上高は1兆7200億円を予想していたが1兆6000億円に下方修正した。景気悪化で各事業の需要が急激に悪化、販売が予想を大幅に下回るため。
収益でも円高による為替差損で営業利益は従来予想よりも300億円マイナスとなる480億円、経常利益が335億円マイナスの585億円となる見通し。
最終利益は株式市場低迷による有価証券の減損計上で、450億円を予想していたが15億円にとどまる見通しで、前年同期比では98%の減益となる見込みだ。