ホンダは30日、2009年3月期の連結業績を下方修正して発表した。営業利益は昨年12月時点の予想から400億円修正の1400億円(前期比85.3%減)としている。
売上高は3000億円修正の10兆1000億円(15.9%減)、純利益は1050億円少ない800億円(86.7%減)の予想とした。自動車メーカーではほとんどが赤字に陥るなか、かろうじて黒字確保の見通しとなっている。
各製品の販売減少と為替レートの変動などを織り込んだもので、今期業績の修正は4度目となった。第4四半期の為替レートは1ドル=85円、1ユーロ110円を前提とした。