マツダ、山内新社長「生産は4-6月期まで厳しい」

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マツダ、山内新社長「生産は4-6月期まで厳しい」
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マツダの山内孝社長は4日の第3四半期決算発表の席上、欧米を中心とした流通在庫の圧縮を「一気に進めたい」と、迅速に対処していく方針を強調した。

国内工場は2 - 3月に全ラインを1直化するとともに、毎週金曜日の操業停止を打ち出しており、下期には期首計画比で22万1000台の減産を行う。主力の欧米では昨年12月末時点の流通在庫が合計で14万7000台にのぼり、市場の悪化により「急激に増加した」(山内社長)という。

山内社長は国内を中心とした減産により、3月までに欧米で3万3000台の在庫を圧縮する計画を示した。前年同期より1万9000台少ないレベルとする。ただ、「市場の底がいつかは、現時点では想定がつかない」と述べ、生産については「4 - 6月期までは厳しい状況になろう」と、慎重な姿勢を示した。

《池原照雄》

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