トヨタ自動車は9日、所有することが楽しくなる遊び心満載の車を生み出す新プロジェクト「デコクレ」を展開すると発表した。第1弾として『ヴィッツ』の特別仕様車「シャンブル・ア・パリ・コレクション」を発売した。
デコクレはフランス語のショーウインドーデザイナーを意味するデコラトゥール-クレアトゥールからの造語。自分の価値観でライフスタイルを作り出している人たち、特に女性に対して、ファッションやグルメと同様、車にも興味を持ってもらいたいとの思いから立ち上げた。
ヴィッツの特別仕様車は、全国の女性約1万人の意見を取り入れ“パリの小部屋”（シャンブル・ア・パリ）を専用の内外装デザインで表現した。「F」グレードをベースに、フレンチターコイズ色のシート表皮・ドアトリムオーナメントを採用。フロアマットは白板調とした。運転席・助手席の座面・ヘッドレスト部のカバーは着せ替えを可能にした。
エクステリアは専用ホールキャップを採用。ボディカラーは特別色のフロスティーグリーンマイカ、シルキーゴールドマイカメタリックを設定した。メーカー希望小売価格は124万9500円-148万500円（消費税込み）。
また、9日のプロジェクト発表会では、俳優の沢村一樹さん、イメージキャラクターを務めるモデルの梨花さん、そして新ファッションブランド「31 Sons de mode」ディレクターの風間ゆみえさんらが登場。今回のプロジェクトは「31 Sons de mode」との共同企画で、今後も3月7日に開催される第8回東京ガールズコレクションのステージを始め、販売上でもコラボレーションしていくことが発表された。
