気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。
2009年2月17日付
●ちぐはぐ会見、財務相進退問題発展も(読売・2面)
●GM、クライスラー、リストラ目標達成不透明 再建計画提出期限迫る(読売・8面)
●富士重、給与を減額2月から 課長以上2-5%(毎日・10面)
●垂直落下、縮む日本経済(上):外需頼みトヨタにも津波(産経・8面)
●米市場で新車販売躍進、韓国・現代自動車(産経・6面)
●『インサイト』1万台突破、ホンダ新型ハイブリッド(東京・8面)
●トヨタホーム排除命令、公取委、住宅ローン手数料徴収「無料」と不当表示(東京・27面)
●乗用車世界販売13% 国内8社期初計画比は380万台(日経・11面)
●日産、今月は5日休業、国内3工場、基本給2割カット(日経・9面)
ひとくちコメント
経営危機に陥っている米ゼネラル・モーターズ(GM)とクライスラーが、経営再建計画を米政府へ提出する期限がいよいよカウントダウンに入った。
きょうの読売や日経など各紙がこれまでの途中経過を取り上げているが、「両社は計画に債務の削減や労働条件の見直し策を盛り込み、再建が可能であることを政府に示す必要があるが、全米自動車労組(UAW)や債権者との調整は依然難航し、再建の行方は見えない」(日経)としている。
一方で ロイター通信などによると、GMとUAWによる労働条件改定交渉が16日に入り進展。また、クライスラーとUAWによる同交渉も前進しているもようだと伝えた。いずれにしても、提出期限は17日(日本時間18日)に迫っており、計画内容を巡る調整は期限切れ直前までもつれ込む見通しだ。