住金、市村産業賞・貢献賞を受賞---疲労寿命延伸可能な新機能鋼材で

自動車 ビジネス 企業動向

住友金属工業は、「疲労寿命延伸を可能とした新機能鋼材の開発及び実用化」と題した溶接部の疲労強度を高めた厚板の開発に対して、新技術開発財団から「第41回市村産業賞・貢献賞」を受賞した。

従来、溶接部の疲労強度を鋼板によって高めることは不可能とされていた。同社はその常識を打ち破り、溶接部での疲労亀裂の発生を防ぐ機能のある高張力厚鋼板「FCA-W鋼」を開発・実用化したが、この開発力・技術力が評価された。FCA-W鋼は、自動車の足回り部材、建設機械、鉄道台車への適用が検討されている。

表彰は科学技術の進歩、産業の発展、文化の向上、その他国民の福祉・安全に関し、科学技術上貢献し、優秀な国産技術の開発に功績のあった技術開発者に対して行っている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

アクセスランキング

  1. トヨタ『ランドクルーザー250』発売、520万円から…特別仕様車も
  2. マツダ、新型3列シートSUV『CX-80』をついに世界初公開 日本導入時期は
  3. ジムニー愛好者必見! ベルサスVV25MXが切り拓く新たなカスタムトレンドPR
  4. トヨタ ランドクルーザー250 をモデリスタがカスタム…都会派もアウトドア派も
  5. トヨタ堤工場、2週間生産停止の真相、『プリウス』後席ドア不具合で13万台超リコール[新聞ウォッチ]
  6. 日産はなぜ全固体電池にこだわるのか? 8月にも横浜工場でパイロットプラントを稼働
  7. アルファロメオ『ジュニア』がミラノ・デザインウィーク2024に登場
  8. ホンダ『N-VAN』一部改良、急アクセル抑制機能を装備…アウトドアスタイルの特別仕様も
  9. 一気に200馬力以上のパワーアップ!? アウディのスーパーワゴン『RS4アバント』後継モデルは電動化で進化する
  10. <新連載>[低予算サウンドアップ術]“超基本機能”をちょっと触って、聴こえ方を変える!
ランキングをもっと見る