タカタが12日に発表した2009年3月期の連結決算は、営業利益が前年同期比92.3%減の28億4500万円と大幅減益となった。
売上高は同25.3%減の3854億9900万円と大幅減収となった。世界的な自動車生産台数の急減の影響を受けた。
収益ではアジアは堅調だったが、米国・欧州での事業が赤字となり、日本も減益となったため、経常利益は同99.0%減の3億6900万円、最終損益はリストラ費用を計上した結果、73億1900万円の赤字となった。前年同期は228億円の黒字だった。
今期の業績予想は、売上高が同19.6%減の3100億円、営業利益が同5.4%増の30億円、経常利益が同305.7%増の15億円、最終利益が収支トントンの見通し。