米国トヨタ販売は10日、サイオン『xD』(日本名:トヨタ『イスト』)に「RS2.0」を設定した。わさび色のボディカラーが特徴だ。
RSとはリリースシリーズの略。すでに『xB』(日本名:トヨタ『カローラルミオン』)や『tC』に同様の限定車が投入されたが、サイオンの限定車としては、このxDが今年最後のモデルとなる。
ボディカラーは、エレクトリックワサビグリーン。日本のわさび色にヒントを得た鮮やかなグリーンが印象的だ。専用のホイールカバーも装着した。
インテリアの注目装備が、パイオニア製のAVN(オーディオ・ビジュアル・ナビゲーション)システム。フラッシュメモリー、音声認識、Bluetooth、USBなど、さまざまな機能を備える最新バージョンだ。5.8インチの液晶モニターは3万2000色以上の表現が可能で、グリーンのイルミネーションと絶妙のマッチングを見せている。ファブリックシートは、シルバーのアクセント入り。リアビューカメラも特別装備された。
サイオンxDのRS2.0は、6月末に限定1600台を発売。価格は1万4650ドル(約144万円)からと、ベース車両に対して1270ドル(約12万5000円)高となっている。