ホンダの伊東孝伸社長は8日の二輪車用新型AT技術説明会で、10月21日 - 11月4日(一般公開は24日から)の15日間にわたって幕張メッセで開催される「東京モーターショー2009」での展示について、二輪車と四輪車を合同のブースで行うことを明らかにした。
今年の東京モーターショーでは、国内のトラックメーカーをはじめ輸入車メーカーの多くが出展を取りやめるなど、世界的な不況の影響で経費をできるだけ押さえようという自動車メーカーが多い。ホンダもその例外ではなく、これまで二輪車と四輪車を分けて展示していたのを合同にすることにしたわけだ。
しかし、展示車両については手を抜かないそうで、「今後のホンダの方向性を示すモデルを展示する」(伊東社長)。今回発表された新技術を投入した新型の大型スポーツバイクが展示される予定だ。