フォード米国新車販売43.3%増、首位のGMに肉迫…2月実績

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フォードモーターは2日、2月の米国新車販売の結果を公表した。総販売台数は13万7644台で、前年同月比は43.3%増。5か月連続で前年実績をクリアした。首位のGMに、約4300台差まで迫っている。

ブランド別では、フォードが前年同月比46.3%増の12万3507台、リンカーンが18.6%増の6681台、マーキュリーが24.5%増の7456台だった。

フォードブランドの乗用車系では、『フュージョン』が前年同月比116.5%増の1万6459台をセールス。2011年初頭に新型を投入する『フォーカス』も、38.4%増の1万3708台と好調だ。『トーラス』は93.3%増の6359台、『マスタング』も71.1%増の5115台と伸びている。

フォードブランドのライトトラック(ピックアップトラック/SUV/ミニバン)系では、ベストセラートラックの『Fシリーズ』が、前年同月比39.3%増の3万2895台を販売。『エスケープ』は50.2%増の1万5156台、『エッジ』は66.7%増の8694台、『エクスプローラー』は31.4%増の4038台を売り上げた。

リンカーンブランドでは、『MKZ』が前年同月比53.8%増の1761台と健闘。マーキュリーブランドでは、フュージョンの兄弟車の『ミラン』が、99.6%増の2675台と支持された。

フォードのKen Czubay副社長は、「今年は複数の新型車と燃費性能を高めたパワートレーンを投入し、この好調さを持続させる」と、さらなる攻勢に出る構えだ。

《森脇稔》

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